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「居心地良く生きる」を考える。 滋賀県いなえ地域に、 命と暮らしのケア拠点をつくります。
琵琶湖の東側、滋賀県彦根市にある稲枝というまちで平成11年に開業した診療所「徳田医院」が、「くわくわ」という場所に生まれ変わります。
日々を「わくわく」して過ごすための土台を耕し、 同時に「わくわく」するのが難しい時も、 居心地良く過ごせるところであるように。
そんな思いを込め、 「わくわく」を逆さまから読んだ 「くわくわ」と名付けました。
「病気になったら行く場所」ではなく、 みなさんの日常に寄り添う、 「寄り道したくなる場所」をめざして。
今はまだ、まっさらな土地しかありません。 数年をかけて耕し、少しずつ種をまき、 みなさんとこの場を育てていきます。
「くわくわ」って、どんなところ?
おいしい、楽しい、居心地がいい……。ポジティブな感情で人々が集まり、つながることができる。どんな人でも、ただ居ていいんだと思える。つくりたいのはそんな場所です。
なぜ診療所がこのような場づくりをするのか。それは、生命を支える生活や人生すべてを含む「いのち」を守り、豊かにすることが、わたしたちの役割だと考えているからです。
生命や医療のことを病院のなかに閉じ込めるのではなく、もっと日常に溶かし込んでいきたい。病院に行くことや調子を取り戻すことが、「特別なこと」ではなく、暮らしのなかに自然とあってほしい。そんな思いが「くわくわ」の始まりです。
1. 診療所でもあり、住まいでもあり、遊び場でもある場所
なんでも相談できる診療所。お年寄りが暮らすかたわらで、子どもたちが遊ぶ住宅。お茶をしたり、音楽を楽しんだり、ぼんやりしたり。それぞれの「暮らしの余白」に寄り添う遊び場。
それぞれが切り離されず、ゆるやかに混じりあって存在する。人々が世代や属性でへだてられることなく、お互いの気配を感じながら過ごす、そんな場所にできたらと思っています。
2. 思い思いに訪れ、「ただ居る」ことのできる場所
「くわくわ」って何しに行くところ?そこに決まった答えはありません。
ランチをする家族。産後うつの人がいないか見守る保健師さん。学校帰りに駄菓子屋に寄る中学生のそばで、うたた寝するおばあちゃん。ケーキを食べるだけで帰る人がいてもいい。なんのために来て、何をしても(しなくても)いい。どんな人でも「ただ居る」ことのできる場をつくります。
3. まちとゆるく繋がる「みんなの縁側」
病気のときだけではなく、日常生活で気軽に訪れて、何かを得て帰れる場所にしたい。そのための「仕掛け」を、地域の人びとと共につくっていきたいと考えています。
週末に中庭でマルシェが開かれたり、ものづくり教室の出張ワークショップが開かれたり。地域に暮らす人々の“Well-being”を実現する文化拠点になることが「くわくわ」の最終目標です。
「くわくわ」って、どんなところ?
おいしい、楽しい、居心地がいい……。ポジティブな感情で人々が集まり、つながることができる。どんな人でも、ただ居ていいんだと思える。つくりたいのはそんな場所です。
なぜ診療所がこのような場づくりをするのか。それは、生命を支える生活や人生すべてを含む「いのち」を守り、豊かにすることが、わたしたちの役割だと考えているからです。
生命や医療のことを病院のなかに閉じ込めるのではなく、もっと日常に溶かし込んでいきたい。病院に行くことや調子を取り戻すことが、「特別なこと」ではなく、暮らしのなかに自然とあってほしい。そんな思いが「くわくわ」の始まりです。
1. 診療所でもあり、住まいでもあり、遊び場でもある場所
なんでも相談できる診療所。お年寄りが暮らすかたわらで、子どもたちが遊ぶ住宅。お茶をしたり、音楽を楽しんだり、ぼんやりしたり。それぞれの「暮らしの余白」に寄り添う遊び場。
それぞれが切り離されず、ゆるやかに混じりあって存在する。人々が世代や属性でへだてられることなく、お互いの気配を感じながら過ごす、そんな場所にできたらと思っています。
2. 思い思いに訪れ、「ただ居る」ことのできる場所
「くわくわ」って何しに行くところ?そこに決まった答えはありません。
ランチをする家族。産後うつの人がいないか見守る保健師さん。学校帰りに駄菓子屋に寄る中学生のそばで、うたた寝するおばあちゃん。ケーキを食べるだけで帰る人がいてもいい。なんのために来て、何をしても(しなくても)いい。どんな人でも「ただ居る」ことのできる場をつくります。
3. まちとゆるく繋がる「みんなの縁側」
病気のときだけではなく、日常生活で気軽に訪れて、何かを得て帰れる場所にしたい。そのための「仕掛け」を、地域の人びとと共につくっていきたいと考えています。
週末に中庭でマルシェが開かれたり、ものづくり教室の出張ワークショップが開かれたり。地域に暮らす人々の“Well-being”を実現する文化拠点になることが「くわくわ」の最終目標です。
気軽に相談できる「町医者」
人生に併走するプライマリ・ケア
という医療のかたち
医療の役割として第一にあるのは、生命を守ること。しかし、私たちは生命を守ったうえで、その人の人生と生活を含めた「いのち」全体を守りたいと考えています。病気になった時の「症状」だけではなく、その人が抱える背景や置かれている環境も含めた全体を診る。その担い手が、「くわくわ」の診療所にいるような「総合診療医」と呼ばれる医療従事者です。
「うまく言えないけれど、なんとなく調子が悪い」「病気未満の健康上の不安がある」「何科に行けばいいのかわからない」。そんなとき、気軽に来てなんでも相談できる存在になれるよう、医療への入り口を暮らしのなか、地域のなかに、そっと溶け込ませていきたいと考えています。
くわくわのこれまでとこれから
現「くわくわ企画」代表が場づくりの構想を開始
「ローカルな場づくりの教室(実践編)」受講
イベント「パンと診療所」開催
現「くわくわ企画」のコアメンバーが集結
「彦根の未来を創る・アイデアコンテスト」にて「いのち基地創造力賞」受賞
「ゼロイチ!ミーティング」開催
彦根市市議会議員らとの定例ミーティングを開始
コアメンバーによる定例ミーティングを開始
任意団体名を「まちづくり診療所」から「くわくわ企画」に変更
「2021年度 健康しが・活動創出支援事業費補助金」受託
イベント「合宿 IN 岡村本家」開催
具体的な建築物の構想・設計を開始
イベント「自宅の庭にキッチンカー」開催
徳田医院医業承継にあたっての定例ミーティングを開始
富山県にて「ものがたり診療所」を視察
宮城県にて「アンダンチ」「ライフの学校」など4施設を視察
くわくわ企画を任意団体から法人格に変更
救護班統括としてイベント「ONE MUSIC CAMP」に参加
イベント「満月キャンプタイム」に出店
滋賀県立大学「地域づくり人材論」にて講演
継続的な建物づくり&仕掛けづくり
建築物の設計・工事を進めるとともに、合宿イベントなどを通じて皆さんの声をより広く深く聞きながら「くわくわ」のより良いあり方を追究し続けます。
場のさらなる創り込みと拡張
設備や建物などのハード面と、サービスや人材育成などのソフト面、双方をオープン後も充実させていくと同時に、一過性の価値を提供する場所ではなく、永く人々の“Well-being”を実現する場所であり続けるための下地づくりを行っていきます。
くわくわの未来ビジョン
くわくわへの思い
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徳⽥嘉仁 (徳⽥医院医師・くわくわ企画代表)
“くわくわ”は私が医師として感じた不全感や社会の課題が元になって始まったアイデアでした。しかしその後、本当に多くの人に関わってもらい、面白がってもらい、幾枚もの絵が重なり……今や私自身の想像を超えて成長を続けています。数年後、どのようなカタチとなるか、楽しみで仕方ありません。常に、想像の向こう側へ!いこうと思います。皆さんもぜひ一緒に”くわくわ”していきましょう!
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岡山泰士 (一級建築事務所STUDIO MONAKA代表・くわくわ建築設計)
ここに、関わる人々が醸し出す心地よい空気感が幾重にも重なりあい、「ただそこ居ても良い」という場をつくりだす。そんな場を許容する空間を建築を通して表現したい。医療といった垣根を越え、だれかの居場所をめざして。
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久保有美 (福祉宅建士・くわくわ企画理事)
主要メンバーの”わくわく”した気持ちからこの”くわくわ”というプロジェクトはスタートしましたが、この場所がこの先どのように育っていくのかは未知です。出来上がったら終わりではなく、育てていく事がとても大事。「誰かが何かをやってくれる場所」ではなく、来てくれる、関わってくれる皆さんと共にこの場所を育てていきたいと思います。
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宮崎瑛圭 (「満ち家 MICHIYA」代表・くわくわ企画理事)
アート、音楽、農業などいろんなカルチャーが医療と重なることへのわくわくがあり、そしてその重なりの中心に医療があることで、カルチャーの重なりに新しい意義が生まれそうなわくわくもあり……。「くわくわ」が耕す新しい居場所の可能性にほんとにわくわくしています!
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山本啓 (バイオリニスト・「NABOWA」メンバー・くわくわBGM制作)
「何となく」で行けるような場所になって欲しいなと思ってます。「何となく」ってけっこう大事な要素ですからね。行く前より行った後の方が何かがプラスになる、そんな場所になりますように。
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光川貴浩 (合同会社バンクトゥ代表・くわくわサイトディレクション)
明るい未来の押し付け=成長や進歩に飽きた世代が何を始めようとしているのか。くわくわというプロジェクトは、ある意味、適切に昔に戻していく取り組みなのだと思います。新しい診療所をつくるのではなく、レガシーかつ今世紀風な実験共同体をつくる。実験なので、当然、失敗も許容していく。この場所に関わる人の寛容的な態度が、結果として明るい未来をつくると思います。